「中年」は何歳から何歳まで?おじさん、おばさん、初老、の定義に驚いた!

人生100年時代と言われる現代、日本の人口の半分以上が50歳を超えているといういまだかつてない超高齢化社会で、ロスジェネ世代もすでに40代に突入、ゆとり世代も30代に入っています。
筆者は現在40代後半なのですが、最近になって「中年になったのだ」という実感がやっと湧いてきました。
ところでそもそも、「中年とは何歳から何歳までのことを言うのでしょうか。
意外なその年齢幅と、実際の意識とのギャップについて調べてみました。

中年の定義、何歳から何歳までが「中年」?

中年とは、何歳から何歳まで?

中年(ちゅうねん)とは成人として中くらいの年齢。 すなわち壮年期を過ぎたころから高年期の域に入る前までを指す。 35歳から64歳までを指す事が多い。 ミドル、朱夏(しゅか)とも。

中年 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/中年

Wikipediaの「中年」について書かれたページを見ますと、35歳から64歳を中年というようです。少し、幅が広すぎやしないでしょうか。35歳から中年呼ばわりされちゃうなんて、ちょっと待ってくれ、と言いたいところ。

厚生労働省の一部資料(健康日本21など)では、幼年期0 – 5歳、少年期6(小学生) – 14歳、青年期15(社会人・高校生等) – 29歳、壮年期30 – 44歳、中年期45 – 64歳(?)、高年期65歳 – という区分をしたものもあり、壮年期の定義も一定いない。またNHK放送文化研究所が実施したアンケートによると中年は40歳以上[3]という一つの結果がある。

中年 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/中年

厚生労働省の資料によりますと、細かく分けると30-44歳は「壮年期」、45-64歳が中年期」、そして65歳以上が「高年期(更年期じゃないので間違えないように)」と区分されていました。
それにしても、「壮年期」なんていう表現は日常で聞いたことも使ったことがありません。そういう意味でも35歳くらいからが中年だと言われた方がしっくりきます。
また、NHKのアンケートによると「中年は40歳以上」という意見が多かったとの調査結果がでているとのこと、まとめますと、人は早ければ35歳くらいから、遅くとも40歳には中年に突入する、ということでしょうか。
筆者は40代後半なので、すでにどっぷりと中年でした。

ミドルエイジ(英語)は、何歳から何歳まで?

英語でも「ミドル(ミドルエイジ Middle adulthood)」という表現がありますが、こちらのほうは何歳から何歳までをさすのだろう?と疑問に思い調べてみました。

Middle age is the period of age beyond young adulthood but before the onset of old age.
ミドルエイジは、ヤングアダルトオールドエイジの間の期間

https://en.wikipedia.org/wiki/Middle_age

ヤングアダルトとオールドエイジの間の年齢層のことをミドルというようです。ヤングアダルトは18歳から40歳、オールドエイジは65歳からあとなので、その間の41歳から64歳がミドル世代ということになります。
やはり、英語圏でも40過ぎたら中年のようです。

「おじさん」「おばさん」は何歳から?

ところで、もう少し砕けた表現「おじさん」「おばさん」は、何歳からの人をさすのでしょうか。もちろん、見た目も大きく影響するでしょうし、あきらかにおばさんだと思ってもコミュニケーションを円滑にするために「お姉さん」と呼ぶケースもあるかと思いますが…。

「おじさん」だと思う年齢を調査したところ、全体で最も多かった回答は「おばさん」と同じく、41〜45歳(25.8%)。

https://sirabee.com/2017/10/04/20161310130/

やはり、40超えたらおじさんおばさんでした。30代まではまだまだ若い意識でいたのに、40を超えた途端、様々な定義で一気に中年になってしまうのですから、中年になったばかりのミドル世代は、さぞや、当人の自覚と周囲の目とのギャップに相当な戸惑いもあることでしょう。

「初老」はいったい何歳から?

まだまだ先の話とは思いつつ、「初老」というのは何歳からなのかもついでに調査してみました。
そして、その結果に、衝撃を受けることになりました。

初老
 中年を過ぎ、老年に入りかけた年ごろ。「初老の紳士」
 もと、40歳の異称

https://kotobank.jp/word/%E5%88%9D%E8%80%81-535266

中年をすぎると初老ということですが、そもそも初老は40歳を表す言葉だったとは、本当に驚きです。まだまだ元気なのに、「老」という漢字をあてられると、全力で抵抗したくなります。

「中年」は青年と老年と間の年ごろという意味だが、今はふつう40歳代から50歳代にかけてをいうことが多いそうである。 「老年」も「初老」と意識される年齢の範囲が変わったことにより、今は60歳または70歳以上をいうことが多いかもしれない。

https://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=322

100歳まで生きるのが当たり前になった今の時代には、これらの定義も、もはや時代遅れに感じられますね。

まとめ

中年とは、総じて40歳を過ぎたあたりの年齢層をさすことがわかりました。そして、「おじさん」「おばさん」と呼ばれるようになるのも40歳からであるようです。
一方で、かつては40歳を初老と呼んでいたけれど、寿命が伸びてこの表現がふさわしくなくなっていったように、長生きが当たり前の人生100年時代においては、あと10年もしないうちに、中年の始まりが50〜55歳くらいに上昇することもありえるのではないでしょうか。
同時に、多様性や個人の尊重の重要性が求められる今、年齢を区切る概念そのものが見直される日がそう遠くない未来にやってくるかもしれません。

最後に、そんな未来の到来を期待して、サミュエル・ウルマンの有名な「青春の詩」の一節を読んでおきましょう。

Youth is not a time of life; it is a state of mind
青春とは人生のある期間を指すのでなく、心の持ち方を指すのである

参考

中年 – Wikipedia
Middle age – Wikipedia
男性は何歳からが「おじさん」? 意外に優しい女性目線
「初老」は何歳?

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